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リオ五輪開会式と差別用語

お待ちかねリオ・デ・ジャネイロ五輪、いよいよ始まりましたね!
開会式は早起きして全部観てしまいました
20160806リオ五輪_開幕
       遠くに開会式会場のマラカナン競技場を望むヘデントールのキリスト像 美しい!

あまり予算をかけないと言われていたが、ブラジル文化と歴史が盛り込まれた立派な開会式でした。
20160806リオ五輪_サントス・ドゥモン
      マラカナンから飛び立ったサントス・ドゥモン伯爵がリオの夜景を紹介 後ろはパン・ジ・アスーカル
演出はスラムの犯罪を描いた映画「シティ・オブ・ゴッド」を撮った監督が手がけてたそうだ

ブラジル国歌はなんと、パウリーニョ・ダ・ビオーラが高らかに歌い上げた(写真なし、聞いてなかったので)

いよいよ選手団の入場行進が始まる
今回は従来のトラックを回るのではなく、直線的に行進する初めての方式
そこでワシが驚いたというか、喜んだのは・・・なんと
各国の選手団の最後尾には必ず5人ほどのサンバ隊のバテリアがエスコートしていたのである!!!
20160806リオ五輪_介添え

それに気づくともう選手の様子などどうでもよくなってしまい、最後尾のバテリアだけを食い入るように見る羽目に
だが、カメラは最後尾までなかなか写してくれないのでやたらイライラがつのる
20160806リオ五輪_クイーカ度
             私の好きな楽器クイーカも結構露出度が高かったなあ
楽器のヘッドを観察していると、マンゲイラ、ポルテーラ、サルゲイロなど有名どころのエスコーラからの動員がかかっていることがわかった
あと気づいたのは、エスコートしている打楽器奏者は全員でないが白いイヤホーンをつけていたこと
あれで、だだっ広い会場においてリズムを同期させてたのねえ! 細かいところに関心した次第

選手入場も完了し、開会式も大詰めとなり
お待ちかねラジル音楽界の大物登場となります
20160806リオ五輪_重鎮
                サンバの重鎮がマッチ箱を叩きてうたい子供が見事なステップを

そしてついに登場
20160806リオ五輪_お待ちかね
               カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルそしてアニータが登場
ブラジル第2の国歌とも言われる「ブラジル」別名「ブラジルの水彩画」を熱唱しました
20160806リオ五輪_ジル
                           ジルベルト・ジル
20160806リオ五輪_カエターノ
                          カエターノ・ヴェローゾ
20160806リオ五輪_アニータ
                                   アニータ

大人気ファンキ・カリオカ系のお色気歌手アニータですが、おじさん達の期待を裏切りシックな黒のロングドレスで登場
カエターノやジルの歴戦の大歌手にまじって結構堂々と歌い終えた 大物だと感じた

そして続いてサンバ・カーニバルに突入
20160806リオ五輪_パレード
                     サンバ隊が開会式を盛り上げる

ブラジルではこれなしでは終われません、サンバ・パレードが始まりました やはりやはり
解説によると、リオのカーニバルのスペシャルグループの12エスコーラからの選抜メンバーが参加
マラカナンをサンボドロモに変身!! 来場者はカーニバルの雰囲気と生音を体験

パレードが終わるといよいよ聖火登場
期待していたペレは出てこなかった 最近背中の手術をしたばかりで無理だったみたい 残念

こうして無事開会式は終わった訳だけど、苦言を1つ

NHKの開会式の開会式解説で堂々と「インディオ」という言葉が使われていたのには驚いた!
スペイン語、ポルトガル語や中南米文化を経験している人々の間では、もうだいぶ前から
この言葉は差別的な用語として使わないことになっている
インディヘナ(スペイン語)、インディジェナ(ポルトガル語)などと言い換えることが多い
北米ではインディアンを最近はネイティブ・アメリカンと言っているのと同じだ
そのことを知ってか知らずかわからないがNHKが使用していたのには違和感が
あった ブラジルの黒人のことはアフリカ起源の人々と言って配慮していたのに
である
もっとも、先住民族の一部には、逆にインディオと言う言葉には愛着があり
歴史を継承する意味でむしろなくさないでほしいという希望が出されている
ことも承知している
どういった経緯で一般的に差別的な用語として考えられているインディオ
という言葉をあえて使ったのかNHKの説明をききたいものである

最後に、現地日系の新聞に載ったエピソードを一つ紹介しよう
開会式終了後、記者が帰りを急ぐ観客に感想をインタビューしようと
したとこと誰一人応じてくれなかったらしい
記者氏曰く「深夜を過ぎたリオの街で、声をかけられるほどの恐怖
ないのかも。無理、無理。」
いやに納得してしまった そうですよね

ブラジルらしく、なかなか素晴らしい開会式でした  ブラヴォー・イ・オブリガード、ブラジル!

◎その他の出演アーティスト・メモ
・トム・ジョビン(アントニオ・カルロス・ジョビンの息子):「イパネマの娘」
・ジョルジュ・ベン・ジョル:「パイース・トロピカル」
・ルイス・メロディアとゼッカ・パゴジーニョのデュエット
・マルセロ・D2
・ダニエル・ジョビン
・ルジミラ
・カラウ・コンカー
・MC・ソフィア
・エルザ・ソアレス
・フェルナンダ・モンテネグロ:カルロス・ドルモンヂ・デ・アンドラーデ著「ア・フロール・エ・ア・ナウゼア」の注釈を行う。

                                                           
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[ 2016年08月11日 11:07 ] カテゴリ:伯剌西爾音楽の愉しみ/巴西音乐的爱好 | TB(0) | CM(0)
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Author:イエマンジャ様のしもべ
ボン・ジア!マリオです。ようやくマランドロ生活をはじめました。日々のあれこれを綴っていきます。Valeu!?

今日聴きたい1曲
クララ・ヌネスの名曲:Tristeza e pé no chão 1曲目のみ
夭折したサンバの大歌手クララ・ヌネス。彼女の名曲数あれど、この曲が一番好きかも。哀しくかつ力強く歌うその中でも「クイーカの布を私の涙で濡らし・・・」のくだりで私も涙する。
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