オドイア!

CARNAVAL! Três dias pra sorrir e um ano pra chorar.
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クイーカ革ヘッドの張替をしました

先日のライヴでクイーカの皮ヘッドが破れてしまった!
20150730張替破れたあ
東京あたりだとクイーカヘッドの張替の達人・名人がゴロゴロしているが、
いかんせん地方在住の身なので、近くにはそんな人おらん。
さらに、東京の友人にたのむにも時期最悪。人々は浅草のことしか
考えとらん。頼んでも無視されるのがおちなのは明白なので
今回は久し振りに自分で張り替えてみることに。

これが今回張り替える愛用の一台。
20150730張替ロゴ
ARTCELIORというメーカーのもの。15年前にリオの楽器屋さんで
購入。以来一度も張替なしできたがとうとう破れた。ご苦労さま。合掌!
真鍮製で9.25インチのヘッド。とにかく重いが素晴らしい音が出る。



以下に張替のプロセスを紹介しましょう。ただし、自己流なので
よい子は真似しないようにね。

まず、革を注文。新潟の知り合いのジェンベ屋さんから
山羊革の極薄タイプ(パキスタン製)50cmを注文。
大まかに切り抜いて、バスタブにはった水につけて
柔らかくする。
20150730張替入浴中
浸漬時間は具合を見ながら決めればよく、厚いものほど時間が
かかるが、鞣し具合も関係している。
今回は極薄なのですぐ柔らかくなったが、念のため2日間は
漬けてから作業に入った。

クイーカは革に内側から棒が取り付けられている
20150730張替棒と乳首
これは私の乳首ではありません(もっと黒ずんでおります)!
ヘッド外側の突起であります。この内側に棒の頭がくくられているわけ。
隣はその擦り棒で竹製です。削り方が雑でいかにもブラジル弱小メーカー製らしく
手作り感がいいですね。

次に、柔らかくなった革に棒を取り付けます。
20150730張替かぶせ
くれぐれもヘッドのど真ん中にとりつけるようにね。

位置決めできたら、棒頭の首根っこをひもで縛ります。20150730張替縛り
このクイーカにはもともとロウびきのたこ糸がついておりました。
最近のはやりは新素材の釣り糸だそうなので、沖釣り用の
リールから4号のPE道糸をすこし拝借してきて使用しました。
縛るときにどうしても皺が不均一に入ってしまうので、
均等にテンションをかけつつ糸を巻きつけます。
これは大変難しい工程で神経を使います。
CLOVE HITCH(巻き結び)で2回ほどきつく縛り、
さらに上下3回ほど固結びでガッチリ縛ります。
甘いと演奏中に抜けたりしますし、第一いい音がでません。

次に、木枠に革を巻きつけます。これも難しい作業。
これがもともとついてた木枠。
20150730張替木枠
細い木を曲げて円形の枠にしてあります。重なる部分は
小さな釘で留めてありました。本当に雑なつくりです。
重なる部分は削ってあるものの、他の一本の部分より
厚くなっています。ブラジル的です!

巻き付け方についてはこれまで私は確固たる情報を
持っておりませんでした。そこで破れたヘッドを
じっくり観察してみました。
20150730張替まき付け処理
みて分かるように、このヘッドではまき付けは1回強となっています。

別のクイーカヘッドの破れたものが取ってあったので見てみました。20150730張替まき付け処理B
これも1周は完全に巻いてありますが、余りの革の処理法がことなっています。
想像するに、一周巻きつけて針金などで押さえ、半乾きの状態で
針金を外してからクイーカ本体に取り付けたのではないでしょうか。
(通常は巻きつけたヘッドは濡れた状態で本体にとりつけ乾燥を
待つのだそうです)

原理は頭に入りましたので、いよいよまき付けです。
20150730張替巻き付け
革に皺が寄らないように、均等にテンションを掛けながら木枠
に巻きつけていきます。本来ならここで本体に取り付けてしまうの
ですが、ちょっとした事情でピンチを使用したので半乾きまで
待ちました。約1日でかなり堅くなりました。極薄ですので。

やっと取り付けて作業終了!
20150730張替終了
ヤレヤレです。反省点としては,木枠へのまき付けで
それほど強く張る必要はないようです。乾けばかなり
縮みますので。
音の方はかなりいい音がでてます。革を極薄に換えたので
高くクリアな音が出るようになった。ただし、極薄なので
チューニングで何処までしめるか不明。そして
締め込み過ぎて破れるのが怖い。この年で子供が
できたら困る。極薄!!!

20150730張替邪魔者
こういった作業時にはいつも邪魔が入るのですが、
今回はこっちで遊んでいたので助かりました。







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[ 2015年07月30日 16:44 ] カテゴリ:伯剌西爾音楽の愉しみ/巴西音乐的爱好 | TB(0) | CM(0)

ラウンジコンサート2015年7月

リマーバンドに加えていただき、市主催のフリーコンサート通称”ラウンジコンサート
に出演させていただきました。場所はブリック・ホールの国際会議場のラウンジです。
この日は5バンドが出演したのですが、我々はそのトップバッターで登場。まだ外は明るかったです。
20150714ラウンジコンサート
   クイーカが光っていますが、テープ式のLEDを巻きつけてあります。外が明るいのが残念!

演奏曲は
1.Garota de Ipanema(イパネマの娘):言わずとしれたアントニオ・カルロス・ジョビン作曲
 のボサノバの名曲です。わたしはシェイカーとタムボリンを担当。
2.E preciso perdoar(許してあげなきゃ):これもあのジョアン・ジルベルトの名曲です。
 私はシェケレ(プラひょうたんにビーズが絡まっているヤツ、LP社製)を担当。
3.Dream of the return:パット・メセニーの叙情的な曲。私はマラカス(メキシコ製の
 馬革のやつ)と鈴を担当。
4.Maria Maria:MPBを代表する歌手である、ミナス・ジェライス出身のミルトン・ナシメント
 の名曲です。当時軍事政権下でミュージシャンは国内・国外で辛い思いをしたわけですが、
 その当時のことはこの曲をきくと想い出す人もおおいと思います。この曲では私はクイーカを
 担当(練習ではなかなかふさわしいパターンを思いつかず苦労しました)。

の4曲でした。あっという間に終わりましたが、自分自身としては演奏を楽しむことが
できました。

しかしながら、裏の話ですが本番直前に大事件発生!
クイーカの革製ヘッドが破れてしまいましたあーーーー!!!!!!
もう少し高い音をと、しつこくチューニングしたのが悪かったみたい。
3日前のパレードで酷使したせいかもしれません。
駄目かと思いましたが音量は落ちたもののなんとが出せたので
不安ながらそのまま使用しました。あとで聞くと”よく聞こえていたよ”
とのことでした。PAの方に感謝しなければいけませんね。
久し振りにクイーカの皮張りにチャレンジしますかな。

わざわざ聴きに来てくれた、職場の小松さん、黒田さんに感謝!
[ 2015年07月16日 14:13 ] カテゴリ:伯剌西爾音楽の愉しみ/巴西音乐的爱好 | TB(0) | CM(0)

新天町パレード2015

今年も博多祇園山笠祭りが開催される中、関連イベントである新天町のサンバパレードに参加してきました。
パレードは今年で10周年とのことで、関東や熊本などから応援も大勢かけつけてくれ、ダンサーさんも含めると約40名という大がかりなパレードとなりました。
20150711新天町無事終了
パレードの時間もステージを含めて90分というワイド版でした。
私が昔所属していた横浜のエスコーラSAUDEからも多くのバトゥケーロが参加してくれました。
20150711新天町すーさん
アゴゴを叩いているのはサウー人のす~さん(半月板損傷の痛みをこらえながらも笑顔の参加。まさにサンビスタの鏡でしょう)

20150711新天町あかね
ショカーリョの切り込み隊長はやはりサウー人のあかね嬢(目がぱっちりの写真はレアものとの噂。元気です。)

パーフォマンスの構成は、ステージ3回とパレード2回でした。
20150711新天町マルシア
ステージでバトゥカーダ中(いつも素敵なマルシアさんきめポーズ)

20150711新天町パレード波
そして商店街の中をパレード(演奏しながら身体を大きく前後に揺らす”波”というワザを披露中。サウー人の川さんの姿も
見えますね。教授とは20年ぶり?の再会でした。)

20150711新天町エレナ
いつも麗しいエレナさんのポーズも決まっています!

新しいことがいくつかありました。
20150711新天町バイアーナ
そうです。バイアーナの登場です。豪華過ぎますね!!!九州に初バイアーナ出現だそうです。

20150711新天町秘密兵器
それがしといえば、クイーカにテープLEDを巻きつけた電飾仕掛けの他に、非力な音をアンプリファイしてみました。
安価なシステムですのでチープな音しか出ませんが、大音量のバテリアの中で鳴らすには問題ないと
思いました(ヂレはあまりいい顔をしておりませんでしたが・・・)。

パレードも無事終わり、打ち上げ中に重大発表が!福岡のジンガ・ブラジルはもともとダンサー
主体のチームで、打楽器はバテリア・ハカタという別組織でしたが、この体制は今回の
新天町を最後に統合し、新たにエスコーラとして出発することになったそうです。
GRESジンガ(正式な名称は不明)の誕生を心から祝福したいと思います。

それがしですが、新天町のパレードはこれが3回目となります。おおいに楽しんだわけですが、90分のパレードは老体には正直こたえました。また、楽器紹介も満足する出来では無かったことが胸に突き刺さっています(パルチードが崩れた者は退場というのがクイケーロの掟ですからね)。そろそろ引退した方がいいかもしれませんね。

皆さんほんとうにお疲れ様でした!






[ 2015年07月15日 22:42 ] カテゴリ:伯剌西爾音楽の愉しみ/巴西音乐的爱好 | TB(0) | CM(0)

はじめてのエツ料理

今年の梅雨は雨が例年より多いような気がします。
そんな梅雨の一日、福岡県大川市へでかけてきました。
目的はエツ料理!
そうです、環境省のレッドデータにもあげられている
絶滅危惧種であります。
エツは日本では筑後川の下流周辺でしか漁獲されない
大変貴重な魚なんです。実は、中国でも結構よく見かけました
が、現地でもやはり季節の魚のようでした。魚へんに斉と書きますね。
日本での旬は初夏。産卵のため川に登ってきたところを刺し網で
漁獲します。漁期は5月~7月20日と決められているそうです。
この時期を逃す訳にはいかないと、先日食べに行ってきました。
エツ会席でフルコースをいただきました。

まずは洗いです。
20150703エツ刺
エツは小骨が多いため、ハモのように骨切りをします
ごま醤油でいただく爽やかな一皿でした。お酒がやたらすすみます。
20150703大川地酒
この日は地元のお酒「まひ鶴」をいただきました。純米無濾過生原酒で
味わいはやや甘で少し酸味があります。好きなタイプです。

お料理はどんどん進み、幻の魚体が分かる一皿が・・・。
20150703エツ塩焼き
塩焼きです。こんな形の魚だったんですね(実は識っていた)。
カタクチイワシ科の魚なので、雰囲気は少し似てますね。
骨切りの跡が見事です。匠の技です。
20150703エツ煮付
こちらは煮付け。たべるのがもったいないほど美しい一皿です。

始めてのエツ料理でしたが、大満足してほろ酔い加減で帰路につきました。




[ 2015年07月08日 22:58 ] カテゴリ:好酒好菜 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

イエマンジャ様のしもべ

Author:イエマンジャ様のしもべ
ボン・ジア!マリオです。ようやくマランドロ生活をはじめました。日々のあれこれを綴っていきます。Valeu!?

今日聴きたい1曲
クララ・ヌネスの名曲:Tristeza e pé no chão 1曲目のみ
夭折したサンバの大歌手クララ・ヌネス。彼女の名曲数あれど、この曲が一番好きかも。哀しくかつ力強く歌うその中でも「クイーカの布を私の涙で濡らし・・・」のくだりで私も涙する。
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